株式会社 小原建設

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クラックの改修(Uカットシーリング充填工法)

Uカットシーリング充填工法は、幅0.3mm以上の漏水の恐れが無い割れに適応します。
クラックが大きくなるとその廻りのコンクリートが脆くなりますので、脆弱なコンクリートを除去して、健全なコンクリートに充填剤を注入することによって、今後のクラックの拡大を抑えることが出来ます。

Ⅱ.Uカットシーリング充填工法

幅0.3mm以上の漏水の恐れが無い割れに適用する

改修方法(例)

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その1 Uカット

カットサンダーにてひび割れに従い、Uの字に幅10±2mm、深さ10±2mm程度の溝を掘る。

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その2 清掃・プライマー塗布

カット部を圧搾空気にて清掃し、シーリング材製造所の指定するプライマーを塗布する。

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その3 シーリング材充填

溝の底部に僅かな空間が出来る様にシーリング材を充填し、表面をヘラで平滑に均す。

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その4 ポリマーセメント塗

シーリング材の表面硬化後、ポリマーセメントペーストを刷毛・ヘラ等で塗り、表面を平滑に仕上げる。

例:施工略図[断面図]
解説

断面図を見ますと、溝の深さと幅は10mm程度とし、U字カット部分にプライマーを塗布し、シーリングを充填して表層部分にポリマーセメントにて処置します。
脆弱なコンクリートは多少多めに除去し、ポリマーセメントでしっかり蓋をすることによって雨水の浸入を完全に抑えることが出来ると共に、健全なコンクリートの状況が保たれます。

使用材料

全ネジピン(ステンレス製)Φ6 L=40mm